エコシステムとは
エコシステムは、関西一地域にて、2015年より訪問買取サービスを行っております。インターネット・スマートフォンなどでの取引が可能になってから暫くたつ今日、オークションなど年々オンラインでの取引も活発になっています。それと共に「リユース」という言葉が市民権を得て、当たり前のものとなっています。
私たちはお客様を待つ仕事ではなく、自分たちから伺い、お客様の「どこに売ったらいいのかわからないもの」・「不要だけど気づいていないタンスに眠るもの」を買取させていただき、綺麗にしたり、工夫をして、必要とする方への橋渡しをしております。当社で大切にしていることは、「声の笑顔」です。お客さまとのコミュニケーションのスタートが電話になるため、スタッフの笑顔が伝わる声がお客様に伝わり、お客様のことも元気にできると考えております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
リユースに関わる市場調査のご紹介 2015年
環境省では2015年(平成27年度)に消費者アンケートを行い、リユースの現状が明らかになりました。その中の一部をご紹介します。
アンケート内では、いらなくなった物、使わなくなった物の処分方法として第一位にあるのは、「リユースショップ」でも「ごみとして処分」でもなく、「自宅・物置に保管」であるという調査結果が出ています。商品カテゴリーごとに処分方法を割合にして見せたのが以下の「図1」であり、多くの人が不用になっても捨てずに取っておいている(=「退蔵(たいぞう)」)ことが多いとわかります。
退蔵してしまうことの背景には、物を大事にするあまり捨てたくないという気持ちや、捨てるための手続きが面倒であるなど、様々な気持ちが影響していると考えられます。一方で、リユース品として流通させるためには、商品の価値が高いうちに売却や寄付をしていくことがポイントでもあります。
「データで見る消費者とリユース」 環境省(2015)より抜粋
リユースの市場規模の大きさと経済の活性化
上記で、どれだけのものが自宅にて退蔵されているのかが分かったところで、実際のリユース市場規模はどれくらいあるのかをご紹介します。
平成27年度の環境省調査によると国内のリユース市場規模は、消費者の最終需要ベースで約3兆1千億円と言われています。この市場規模は、例えば医療機器市場(約3兆2千億円*1)や、ホテル・旅館業(約3兆7千億円*2)に並ぶ規模です。
リユース市場の約6割以上を自動車とバイク・原付バイクが占めています。自動車とバイク等を除くと、市場規模は1兆1千億円で、ブランド品、衣料・服飾品、パソコン等が上位にあがっています。以下の図2で市場全体像をご紹介します。
ご覧いただいたように、とてつもなく大きな規模でリユース市場は成り立っているため、市場の活性化をさせることで、日本の経済も活性化させていきたいと私たちエコシステムは考えております。
*1 厚生労働省薬事工業生産動態統計年報平成25年
*2 観光庁2012年
「データで見る消費者とリユース」 環境省(2015)より抜粋
リユースで日本を元気に!
ここまで、アンケートをもとにしたデータをご覧いただきましたが、私たちが目指すことは、「リユースで日本を元気にすること」です!
今後デジタル世代の大人がどんどん増える中で、高齢者もデジタルに適応していくことも大いに考えられます。その時に、ネットオークションやネット販売も増えることでしょう。
私たちはお客様の売りたいものを自宅から買い取りさせていただき、必要な方へ橋渡しをしていきます。その回数が増えることでまだまだ日本の経済を活性化させる余地はあると考えております。2020年のオリンピックや2025年の万博に向けて、さらに外国人が日本に流入することは想像に難くありません。その中で私たちにできることを最大限に、お客様の笑顔を目指して進んでまいります。